本年10月にサンフランシスコで開催される「フォグ・ワールド・コングレス2018」に、IoT、5G、AIの業界リーダー、技術者、研究者らが集まる

3日間にわたるイベントでは、フォグコンピューティングの革新、ユースケース、テクノロジートラック、パネルセッション、「フォグ・タンク」、展示会 / デモ、最新のリサーチなどを満載している


カリフォルニア州フリーモント, April 14, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- オープンフォグ・コンソーシアム (OpenFog Consortium) は2018年秋に、第2回目となる「フォグ・ワールド・コングレス (Fog World Congress) 2018」を、霧 (フォグ) で有名な都市であるサンフランシスコで開催する。

サンフランシスコ空港ハイアット (San Francisco Airport Hyatt) で10月1日〜3日に開催されるフォグ・ワールド・コングレスでは、世界中の業界リーダー、技術者、研究者らが集まり、フォグコンピューティングに関する洞察、リサーチ、アプリケーション、予測などについて議論、探索、共有する。10月1日にはチュートリアルやリサーチトラックが一日中予定されており、基調講演、パネルセッション、展示が10月2日〜3日に予定されている。

現在、www.fogcongress.com/call-for-speakers.aspxで講演者を募集中である。

オープンフォグ・コンソーシアムの会長であり、シスコ (Cisco) のシニアディレクターであるヘルダー・アントゥネス (Helder Antunes) は次のように述べている。「フォグ・ワールド・コングレスは、フォグコンピューティングの震源地です。チュートリアルやケーススタディ、そして未来的なリサーチを通じて、IoT、5G、AIをフォグがどのように変貌させているかについて包括的な知識を得ることができます。フォグの初心者の方々も、既にフォグに浸っている方々も、このカンファレンスにご参加いただき、他の人たちとのネットワーキングを行い、フォグで誰がどのように今後の時代を促進しているかをご覧頂けます。」

昨年の初回イベントには数百人もの参加者、80人の講演者、30社の出展、世界各地の企業の代表者が集まった。フォグ・ワールド・コングレスは、大規模な有名上場企業から小規模なスタートアップ企業まで、幅広い業界を代表する企業や大学に数多くの知識共有の機会を提供した。

イベントの主催者は、フォグコンピューティングが進歩し続け、テクノロジーの普及に伴い、今年は参加者・組織数が増加すると予測している。

フォグ・ワールド・コングレスの共同議長でオープンフォグ・コンソーシアムのマーケティング担当バイスプレジデント、リン・カナバン (Lynne Canavan) は次のように述べている。「昨年の会話は主に、『フォグとは何で、なぜ必要なのか?』ということに注目していました。1年後には、この話題は『フォグが、イノベーションをラボから実世界に移行させつつある』という話題に変化しています。パッケージ配達ドローンから工場現場のロボットまで、そして接続された都市におけるプライバシーからロボット手術に至るまで、「これがフォグだ」という信条の声がますます大きくなっています。」

このカンファレンスは、オープンフォグ・コンソーシアムとIEEEコミュニケーション・ソサエティ (IEEE Communications Society)、IoTエボリューション (IoT Evolution) の三者の共同で開催される。詳細と登録方法については、www.fogcongress.comを参照のこと。

フォグコンピューティングについて
輸送、医療、製造、エネルギーなどの業界内で生成、輸送、分析、処理される、ゼタバイト単位で計測される膨大な量のデータでは、ネットワークのエッジにのみ存在するクラウドのみのアーキテクチャの難点が明らかになりつつある。フォグコンピューティングは、クラウドと連携して、またサイロ化されたオペレーションを超えて、エンドツーエンドのIoT、5G、およびAIシナリオを効果的に有効にする。

フォグコンピューティングは、重要なデータ密度の高いアプリケーションの迅速で安全な処理を可能にし、クラウドやエッジが単独では解決できない内在的な課題に対処する。フォグは、コンピューティング、ストレージ、制御、ネットワーキングサービスを分散させ、リアルタイムのデータ分析を可能にし、タイムクリティカルなローカルコントロールをサポートし、膨大かつ多様なリソース制約のあるデバイスを接続および保護し、ネットワーク帯域幅と可用性の制約を克服する。

フォグ・ワールド・コングレスについて
フォグ・ワールド・コングレス (Fog World Congress) は、5G、モノのインターネット (IoT)、組み込み型人工知能を実現するフォグコンピューティングの技術、課題、導入、機会を探求するために、ビジネス、テクノロジー、研究を結集させる、初めてのフォグ中心のカンファレンスである。3日間にわたるカンファレンスは、サンフランシスコ空港ハイアットで開催され、10月2日~3日のカンファレンス、およびカンファレンス前日10月1日のテクニカルおよびリサーチのチュートリアルという日程で構成される。詳しくは、fogcongress.comを参照されたい。

オープンフォグについて
オープンフォグ・コンソーシアム(OpenFog Consortium) は、フォグコンピューティングの採用をスピードアップさせ、IoT、5G、AIアプリケーションに関連する帯域幅、レイテンシ、コミュニケーションの課題を解決するために結成された。オープンテクノロジーの生成に注力している同組織のミッションは、クラウド、エンドポイント、サービスの間の安全で効率のよい情報処理のための枠組みを作成・検証することである。オープンフォグは2015年11月に創設され、フォグコンピューティングにおける主要なリサーチ組織やイノベーターを代表している。詳しくは、www.openfogconsortium.org、Twitter @openfog、LinkedIn /company/openfog-consortiumを参照のこと。

IEEE コミュニケーション・ソサエティについて
IEEE コミュニケーション・ソサエティ(IEEE Communication Society) は、人類に便益を及ぼすことのできるテクノロジーを進歩させることに特化している世界最大の技術的プロフェッショナル組織である。評判の高い刊行物、カンファレンス、技術基準、プロフェッショナルおよび教育的活動を通じて、IEEEは航空宇宙システム、コンピュータ、テレコミュニケーション、バイオメディカルエンジニアリング、電力、コンシューマーエレクトロニクスなどの多様な分野で信頼を受けている。IEEE コミュニケーション・ソサエティは、各種コミュニケーションテクノロジーの進歩という共通目的を持つ、IEEE内の多様な業界専門家グループで構成されている主要なグローバルコミュニティである。詳しくは、http://www.ieee.orgを参照のこと。

IoTエボリューションについて

IoTエボリューション (IoT Evolution) は、ライブカンファレンスのパワーと、全世界の数千人ものIoTステークホルダーに教育や情報を提供してコネクトするために、信頼性の高いニュースサイト、グローバルオンラインコミュニティ、ウェビナー、雑誌、白書などを組み合わせている。IoTエボリューションのブランドは、IoTスペースにおけるイノベーターや先駆者のための優れたリソースである。詳しくは、スコット・カーグマン (Scott Kargman)、Scott@crossfiremedia.comまで問い合わせされたい。

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