- ファインビジョンHPは、特許を取得した初の回折型3焦点眼内レンズであり、BVIの眼内レンズポートフォリオにおける主力製品の一つである。FINE3焦点技術は、同社の老眼矯正眼内レンズの全製品に利用されている。
- 日本での発売は、ファインビジョンHPの2023年の2件の重要なマイルストーンに続くものである：ファインビジョンIOLインプラントの全世界での100万個の販売および、米国におけるファインビジョンHP IDE臨床試験の患者登録が完了した。
- BVIは、今後数年間で、複数の眼内レンズモデルを日本に導入する予定であり、日本の眼科外科医とその患者に対するBVIのコミットメントを実践している。
マサチューセッツ州ウォルサム発, June 20, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界で最も急速に成長している眼科の外科事業の1社であるBVIは、ファインビジョンHPの日本での正式発売を発表できることを嬉しく思っている。ファインビジョンHPは、疎水性でグリスニング (輝点) のない3焦点眼内レンズであり、白内障患者にあらゆる距離で高品質の視力を提供する初の3焦点プラットフォームとして、3焦点技術における大きなブレークスルーとなる。
製品に大きな興奮と関心が寄せられていることを踏まえて、BVIジャパン (BVI Japan) では、すでにファインビジョンHPの受注を開始しており、6月22日から24日まで札幌で開催される日本白内障屈折矯正手術学会 (Japanese Society of Cataract and Refractive Surgeons: JSCRS) 年次総会で公式発表会を開催する予定である。宮田和典医師 (Dr. Kazunori Miyata) (宮田眼科病院 (Miyata Eye Hospital))、鈴木久晴医師 (Dr. Hisaharu Suzuki) (善行すずき眼科 (Zengyo Suzuki Eye Clinic))、森洋斉医師 (Dr. Yousai Mori) (宮田眼科病院 (Miyata Eye Hospital)) が、日本で実施された臨床試験の結果を発表する予定である。
患者や外科医のニーズに応えるために製品性能を継続的に向上させるというBVIの取り組みの一環として、ファインビジョンHP IOLは、2010年に最初のFINE光学技術プラットフォームを発表して以来、現在3世代目にあたる。BVIは、独自の特許取得済み疎水性素材、他に類を見ないダブルCループハプティックデザイン、視覚ゾーン全体でコンボリューションとアポダイゼーションを可能にする特許取得済みCoPODize™光学表面技術など、数多くの新規設計でこの独自のIOLを開発した。 BVIは欧州における3焦点市場のリーダーとして、10年以上の実績と世界中で100万個のファインビジョン･インプラントを販売し、この技術を実証している。
名古屋の中京眼科 (Chukyo Eye Clinic) の市川一夫医師 (Dr. Kazuo Ichikawa) は次のように述べている。「日本の患者さんに多焦点IOLレンズの新しい選択肢を提供できることは素晴らしいことです。ファインビジョンは元祖の3焦点レンズであるだけでなく、新世代のファインビジョンHPは-3Dから+.5Dの焦点距離で20/20の視力を提供し、さらに異常光視症のコントロールも可能です。」
BVIの社長兼CEO、シャービン･コランギー (Shervin Korangy) は次のように述べている。「BVIとの提携について外科医の先生方から寄せられているフィードバックは、これ以上ないほど嬉しいものです。日本でのファインビジョンの発売は、世界中の主要市場に進出するという弊社の戦略的ビジョンを継続的に実行するものです。BVIの世界一流の製品を世界中の外科医の先生方と患者さんにお届けするという弊社の決意は揺るぎなく、さらにスピードアップして継続しています。日本市場における本製品およびその後の製品発売での弊社チームの成功を楽しみにしています。」
BVIについて
BVI®は、眼科手術の進歩と患者さんの視力向上のために、高品質のソリューションとイノベーションを提供することを使命とする、多角的なグローバル眼科器具企業である。90年にわたり最先端の製品とソリューションを開発してきたBVIは、眼科外科医と提携し、世界中の何百万人もの患者さんの視力を向上させている。弊社の組織は直接、または信頼できる代理店のネットワークを通じて、世界90カ国以上の外科チームをサポートしている。Beaver® (ナイフ、ブレード)、Visitec® (カニューレ)、Malosa® (単回使用器具)、Vitreq® (網膜硝子体手術用製品)、PhysIOL®（プレミアム眼内レンズ）などの弊社のブランドが大きな信頼を受けている。
詳細について、またはBVI担当者への連絡は、BVIコーポレートコミュニケーション部長のアンドリュー・ドーソン (Andrew Dawson) までメールにて問い合わせされたい。adawson@bvimedical.com
